病院待合室の椅子は何脚必要?来院者数・付き添い・車椅子から考える座席数の目安 - ガジェットオフィス家具店
病院やクリニックの待合室にロビーチェアを導入するときは、椅子の台数だけでなく、ピーク時に何人が座るのかを基準に考えることが大切です。
この記事では、待機患者数、付き添い人数、予備席、車椅子スペースから必要な座席数を考える方法と、藤沢工業・TOKIOのFTLシリーズを使った組み合わせ例を紹介します。
病院待合室の座席数を考える基本式。車椅子の待機スペースは通常の座席とは分けて確保します。
結論:必要な椅子は「何台」ではなく「何席」で考える
病院待合室の椅子は、1日の来院者数ではなく、最も混雑する時間帯に同時に待つ人数を基準にします。
必要座席数の目安
ピーク時の待機患者数
+ 付き添い人数
+ 予備席
たとえば、4人掛けロビーチェアを2台置いた場合、家具の台数は2台ですが、座席数は8席です。テーブル付きタイプは、テーブル部分を座席数に含めません。
※この記事で紹介する座席数は、家具を選ぶための考え方の一例です。通路幅や車椅子スペースは、施設の設計条件や適用される基準もご確認ください。
人数別の組み合わせ早見表
最初に、FTLシリーズを使った代表的な組み合わせを確認します。
| 待合室の例 | 必要席数 | 組み合わせ例 |
|---|---|---|
| 小規模クリニック | 6席 | FTL-3L×2台 |
| テーブルも必要 | 7席 | FTL-3TL×1台+FTL-2L×2台 |
| 中規模クリニック | 10席 | FTL-4L×2台+FTL-2L×1台 |
6席の計算例
ピーク時の患者4人+付き添い1人+予備1席=6席
7席の計算例
ピーク時の患者5人+付き添い1人+予備1席=7席
10席の計算例
ピーク時の患者7人+付き添い2人+予備1席=10席
必要座席数を決める4つの確認項目
1ピーク時の同時待機人数を確認する
最初に確認するのは、1日の患者数ではなく、最も混雑する時間帯の待機人数です。既存の病院やクリニックでは、15分または30分ごとに待合室にいる人数を記録すると判断しやすくなります。
- 午前と午後の受付開始直後
- 午前診療の終了前
- 予防接種や健康診断を行う時間帯
- 休み明けや季節的に混雑する曜日
新規開業の場合は、予約枠、診療科目、受付方法、診察時間を基に、同時に待つ可能性がある人数を想定します。
2付き添いの方が座る席を加える
小さなお子さん、高齢の方、移動に介助が必要な方などは、家族や介助者が付き添う場合があります。患者さんの人数だけで計算すると、混雑時に付き添いの方が座れないことがあります。
既存施設では付き添い人数も記録し、新規開業では想定する患者層に合わせて席数を見込みます。
3車椅子スペースは座席と分けて確保する
車椅子利用者がそのまま待てる場所を設け、必要に応じて横に付き添い用の1人掛けや2人掛けロビーチェアを配置します。
出入口の扉、受付前、診察室へ向かう通路、避難経路をふさがない位置に確保することが重要です。
4混雑時に備えて予備席を考える
診察時間のずれや付き添い人数の増加に備え、検討時には予備席も考えます。ただし、席を増やすために通路を狭くしてはいけません。
常設のロビーチェアで不足する場合は、混雑時だけ補助椅子を追加できる場所を決めておく方法もあります。
待合室の動線については、狭い待合室でも快適に使うロビーチェア配置の記事も参考にしてください。
FTLシリーズの座席数とサイズ比較
藤沢工業・TOKIOのFTLシリーズは、背付きビニールレザー張りの1人掛けから4人掛け、テーブル付きまで、座面高410mmでそろえられます。
| 品番 | 座席数 | 幅 | 使い分け |
|---|---|---|---|
| FTL-1L | 1席 | 500mm | 付き添い席、追加席 |
| FTL-2L | 2席 | 1005mm | 小規模待合室、席数調整 |
| FTL-3L | 3席 | 1510mm | 6席・9席をつくりやすい |
| FTL-4L | 4席 | 2015mm | 少ない台数で席数を確保 |
| FTL-2TL | 2席+テーブル | 1510mm | 荷物置きを設けたい場所 |
| FTL-3TL | 3席+テーブル | 2015mm | 座席とテーブルを両立 |
共通サイズ:奥行540×高さ660mm、座面高410mm。設置時は商品幅だけでなく、通路や車椅子スペースも含めて確認してください。
人数に合わせて選べるFTLシリーズ
1~2席を追加しやすい FTL-1L・FTL-2L
1人掛けのFTL-1Lは、車椅子スペースの横の付き添い席や、受付付近に1席だけ追加したい場合に使いやすいタイプです。
2人掛けのFTL-2Lは、4人掛けだけでは調整しにくい席数を補う場合や、壁面が分かれている小規模な待合室に向いています。
複数席をまとめて確保できる FTL-3L・FTL-4L
3人掛けのFTL-3Lは、2台で6席、3台で9席となり、小規模から中規模の待合室で座席数を計算しやすいタイプです。
4人掛けのFTL-4Lは、2台で8席、3台で12席を確保できます。幅2015mmのため、入口、廊下、階段、エレベーターなどの搬入経路も確認しましょう。
荷物置きに便利な FTL-2TL・FTL-3TL
テーブル付きロビーチェアは、バッグや書類、小物を一時的に置ける点が便利です。ただし、FTL-2TLは2席、FTL-3TLは3席として数え、テーブル部分は座席数に含めません。
病院待合室では清掃しやすい張地も確認する
FTLシリーズは布張りとビニールレザー張りから選べます。病院、クリニック、薬局、介護施設など、日常的に清掃を行う場所では、汚れを拭き取りやすいビニールレザー張りが選びやすい仕様です。
座面高について詳しく確認したい方は、病院の待合室の椅子の高さを解説した記事をご覧ください。
導入前のチェック項目
- 最も混雑する時間帯の待機患者数
- 付き添いを含めた実際の利用人数
- 車椅子やベビーカーの待機場所
- 受付から診察室までの通路
- 入口・廊下・階段・エレベーターの搬入経路
FTLシリーズは、ご注文をいただいてから工場で作成後に発送する商品です。導入予定日が決まっている場合は、必要席数、商品台数、張地カラー、納期を早めに確認することをおすすめします。
よくある質問
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まとめ
病院待合室の椅子は、1日の来院者数ではなく、ピーク時の待機患者数、付き添い人数、予備席から必要な座席数を考えます。
車椅子スペースは通常の座席とは別に確保し、ロビーチェアの台数ではなく、実際に座れる席数で計算しましょう。
藤沢工業・TOKIOのFTLシリーズは、1人掛けから4人掛け、テーブル付きまで同じデザインで組み合わせられるため、待合室の広さや必要席数に合わせて選べます。







